補償の範囲は「共有部」のトラブル。地震や津波による被害は対象外！
マンション総合保険は、「マンション共用部」に関わる様々な事故を補償するものです。いわゆる火災保険の一種ですが、補償範囲を広げ、台風や暴風雨による水害、風災、盗難、物体の飛来・衝突、暴力行為からの損害に対しても補償されます。また、『施設賠償責任』や『個人賠償責任』などの特約を付加することで、施設内で起きた賠償事故全般についても補償されます。ただし、共用部分の範囲は「管理組合の規約」によって異なります。
1
マンション本体の共用部分
玄関ホール、廊下、階段、電気室、機械室など
2
マンション本体に直接付属する共用設備
エレベーター設備、電気設備、給排水衛生設備など
3
マンション本体に直接付属しない共用設備
塀、フェンス、掲示板、駐車場、自転車置き場など
4
管理規約により共用部分となる部分
管理員室、管理用倉庫、集会室など
5
１〜４の各部分にある畳または建具など
6
１〜４に収容される区分所有者共有の動産
