組合員による定期的な「建物自主点検」で、
マンションの現状を簡易チェック!
あなたは、いま自分たちが住んでいるマンションの状態を、どこまで把握していますか?
頻繁に利用する共用廊下、階段、エントランスなどの劣化は、誰でも容易に把握することができます。しかし、普段から目にすることのない屋上の防水処理、外壁の塗装、水道の給水管の現状を気にかけている人は少ないのではないでしょうか。
自分が住むマンションの資産価値を維持し、いつまでも安心して快適に過ごすためには、建物の状態を定期的にチェックし、問題があれば早めに対処することが重要です。その役割を担っているのは、他でもないあなた自身を含む組合員一人ひとり。「自分たちのマンションは自分たちの手で守る」という意識に立って『建物自主点検』を定期イベント化することで、ぜひマンションの長寿命化に取り組んでください。
建物自主点検の基本は、建物の点検ポイントとなる個所を目でチェックし、問題となる現象の有無を確認することです。組合員だけでも難しい作業ではありませんが、専門家に同行してもらい、詳しい説明を受けながら行えば、より理解しやすくなるでしょう。また、せっかく多くの組合員が集まる機会ですから、点検の終了後には説明会や座談会などのイベントを企画されることをお勧めします。
マンション大規模修繕協議会では、建物自主点検のアドバイザーとしての同行、報告書・説明ボードの作成、説明会・座談会の実施など、ご要望に応じたサポートをご提供しています。ぜひ自主点検の無料サポートをご活用ください。
料金
建物自主点検同行サポート費 | 50,000円(税別) |
報告会開催費 | 30,000円(税別) |
交通費 | 実費 |
点検実施までの基本的な流れ
各戸にてバルコニーの点検を行い、その結果をチェックシートにあらかじめ記入しておく。
〈点検実施前〉
〈点検実施〉
手際良く効率的に点検できるように、下記の順番で見て回る。
〈点検結果の発表〉
⇒状況に応じて、同伴した専門家に参加してもらう
点検結果に基づき、今後の修繕計画を検討する
点検作業は、以下のポイントを見逃さないのが重要です。各項目を一覧表にすることで、チェックシートの作成にお役立てください。マンション大規模修繕協議会のサポートをご利用いただければ、チェックシートを含む『建物自主点検マニュアル』をご提供します。