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修繕工事中の防犯対策は?

多くの管理組合で一番関心が高いのが、修繕工事期間中の防犯対策でした。専有部 分も含めて工事する場合は、住居内に不特定多数の職人が出入りするので居住者が 留守にしないようにするなど、さまざまな対策が必要です。

1. 留守にしない
特に、専有部分の工事の場合、住居内に不特定多数の職人が出入りします。必ず、在宅するようにしましょう。
2. 窓ガラスに取り付ける補助鍵の配布
2重錠にすることで、不審者の侵入を困難にします。
3. 工事現場作業員へのゼッケンや腕章の着用
作業員であることを明確化することで、不審者を発見しやすくします。
4. 赤外線監視システムによる足場出入り口等の管理
工事期間中、24時間体制で監視します。
5. ダミーカメラ付き人感センサーライトの設置
必要各所に設置することで、不審者の侵入を防ぎます。
日頃から挨拶を
防犯対策には、さまざまなものがありますが、何より大切なのは、 居住者同士によるコミュニケーション(あいさつ、声掛け等) です。不審者が侵入しにくい環境を作ることが一番の防犯と言 われています。
新しい配管を壁の中に隠すことは可能
技術的には可能な場合が多いが、問題はコスト

給水管の修繕工事は、更新するか、更生するかの選択が迫られます。さらに、更新の場 合には、見栄えを考えると、新しい配管はできれば壁の中に隠したいという意見も多く 聞かれます。

新しい配管は壁の中に隠せます

給水管の耐用年数が経過したり、劣化により更新工事(新しく管を交換)をする場合 には、隠ぺい配管方式と、露出配管方式があります。ご質問にあるように、まさに壁の 中に配管を隠すのが、隠ぺい配管方式です。技術的には、ほとんどの修繕工事で対応は 可能ですが、工事コストおよび、作業日数が、露出配管方式と比べ、かかります。
また、配管方式の場合は、配管は壁の外に露出しますが、化粧用カバーを施すことに よって、目立たなくする工夫をすることも可能です。

修繕工事中、水は使えるの?
断水期間、排水を流してはいけない等があります。

給水期間、排水を流してはいけない等があります。 一般的には、修繕工事期間中において断水時間は、一日2時間程度、トータルで断続的 に2日 ×2時間=6時間ほどです。また、排水管工事中は、その系統ヶ処の排水ができ ません。

専有部分のリフォームができる範囲とは?
一戸建てと異なり、さまざまな制約を受ける現象

たとえば、比較的規模が小さな工事で、共用部分には、手を加えない場合であっても以 下のようなことが考えられます。騒音、振動、臭い等々。それらが、居住者へどのよう な影響があるのか考慮しながら、定める必要があります。

特に、給排水管まわりについて

「専有部分は、自分の持ち分だから、リフォームだって自由にできる」そのように 勘違いされている人も多くいます。それは、違います。特に、給排水管は、マンション 全体で繋がっているものであり、専有部分だからといって、勝手なリフォームは許され ません。給排水管まわりにおいて、工事できない部分は、当然のことながら、共用部分 の給排水の加工は禁止です。配管ルートの変更も原則的に禁止事項のひとつとなってい ます。また、工事できる範囲としては、流し台、浴槽、便器など水まわり設備機器の変 更は、可能です。注意してほしいのは、給排水管は、接続する配管と同じ管材を使用す ること。材料の違う金属の配管だと腐食の恐れがあります。

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