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【防水工事用語】
(1)塗装仕上げ外壁の劣化現象の種類
光沢低下
塗装表面が艶を失うこと。
塗膜剥離
塗膜が付着力を失い、被塗膜面から離れる現象。
爆 裂
鉄筋が露出している現象。
変退色
塗膜の色調が変化したり色が褪せること。
ひび割れ
鉄筋に沿ったひび割れ:
外面的にみて配筋の位置と思われる箇所に発生するひび割れ。一般に鉛直または水平の直線状のパターンを呈する。鉄筋は主筋のほか補助鉄筋を含む。
開口周辺の網目状のひび割れ:
開口の隅角部から発生する斜めのひび割れ。網目状(必ずしもきれいな矩形をしていると は限らない)のひび割れ、1m以内に近寄らないと判断できないような微細なものを除く。
その他のひび割れ:
規則性、不規則性を問わず、上記以外のひび割れ
白華
(エフロレッセンス)
コンクリート中の可溶成分が漏水とともに塗膜表面に析出して、空気中の二酸化炭素など との反応によって難溶性の白色物質となり表面に沈着する事。水が流れ出た跡に発生する。
脆 弱
合局所的に周囲より強度が極端に落ちる部分。
チョーキング
熱・紫外線・雨・風などで塗膜が劣化し塗膜の表面が次第に粉状になって消耗していく現象。 手で触るとチョークの粉のようなものが手に付く。
浮 き
鉄筋のかぶりなどが浮いている状態。浮きが仕上げ材だけか、コンクリート躯体を伴っているかは、打診による識別が困難であるので、一次診断では区別しないで扱う。
剥 落
浮いていたコンクリートが躯体から剥がれ落ちた状態。鉄筋の露出を伴うものと、伴わないものとがある。
さび汚れ
腐食した鋼材のさびが流出して、仕上げ材またはコンクリートの表面に付着している状態。
変 色
塗膜表面の色の色相・彩度が小さくなり、あるいはさらに明度が大きくなる現象。
白亜化
塗膜表面の劣化により、充てん材が離脱しやすくなり、表面が粉末状になる。チョーキングともいう。
磨 耗
塗膜表面の劣化、表面への外力などにより塗膜厚が減少する現象。
肌別れ
本来は平であるべき隣り合う材料・部分に生じた段差のこと。
(2)外壁タイル張り仕上げの劣化現象の種類
浮 き
タイル陶片のみの浮き、タイル張りの浮きおよび躯体コンクリートの劣化を含めて複合された浮きなどに分けられる。
ひび割れ
タイル目地のひび割れ、タイル張りのひび割れおよび躯体コンクリートのひび割れも含むタイル張りのひび割れなどに分けられる。
欠 損
タイル陶片のみの脱落、タイル張りの脱落および躯体コンクリートを含むタイル張りの脱落等に分けられる。
白華
(エフロレッセンス)
下地の可溶成分が表面に折出し、空気中の炭酸ガスなどとの反応によって難溶性の白色物質表面に沈着する現象。
さび汚れ
腐食した鋼材のさびが流出して表面に付着している状態。
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