このマンション大規模修繕セミナーはマンション管理組合員、管理組合理事、理事長を対象に、大規模修繕工事に関する正しい知識を身に付けていただくための無料セミナーです。安全で安心なマンション生活と資産価値を維持するための「大規模修繕」の大切さについてお伝えしています。
事前お申し込み順となっておりますので、お早めにお申込みください。
※尚、当セミナーは開催支部の都合によりセミナーテーマを変更することがございます。
座談会とは、管理組合同士がお互いのマンション情報を交換できる場です。1グループ5組合から8組合で実施、司会進行役を当協議会の相談員が務めます。
私が参加したグループは6組合のグループで、偶然にも築年数が10年目、20年目、30年目、40年目と管理組合が集まりました。中でも大規模修繕を3回経験されている理事長さんのアドバイスは重みがありましたね。セミナーや展示会があれば足を運び、最新の情報をご自身の管理組合に還元しているそうです。今は耐震補強に取り組んでいるということでした。このような方がいるとマンションの住環境は守られますよね。
情報交換の中では「材料・製品の見積を取るときには最新で一番高いものの金額を押さえると良い」「管理委託契約を130万円削減できた」「電気代のプランを変えるだけで年間16万円を削減」など、組合員さんがご自身で経験された建設的で実践的な情報をシェアしていただけました。他のマンションの取り組みを聞くことで、マンションライフをより豊かにしていこうと決意できるのも座談会のいいところですよね。
大規模修繕は、ほとんどの組合員にとってあまり馴染みのない工事です。その中で、理事・修繕委員になる方は、他の組合員にきちんと理解してもらいながら工事を進めていかなければなりません。その際に、頭を一番悩ませるのが、組合員の大規模修繕に対する「無関心さ」です。ほんとんどの組合員は、自分の住居スペース、日頃使う廊下や玄関などの共用部分以外のことにあまり関心がありません。そのため、一つひとつ丁寧な説明を重ねて、組合員が理解できるように進めていく必要があります。
右の資料は定期的に広報誌を発行して、組合員に大規模修繕の取り組みを伝えている事例です。このように大規模修繕に関心を持ってもらう工夫はいくつもあります。座談会前のセミナーでは、大規模修繕を始める前に知っておきたい、管理組合に必要な知識と準備を中心にお伝えします。
セミナーを13時から開催しますが、1時間前の12時から一級建築士などの専門家による個別相談会を設けました。大規模修繕に関する質問はもちろん、「修繕積立金を値上げしたいが反対者が多くて困っている」など当事者間では解決できない悩みのご相談も受け付けています。大規模修繕を始める前に抱えている不安を一緒に解決していきましょう。
個別相談会は事前申込制となります。セミナー申込フォームの記入欄「個別相談会」にある「申込む」にチェックを入れてください。
勉強のつもりで参加したセミナーでしたが、大規模修繕のプロセスと失敗しないための様々なポイントを、実に具体的にレクチャーしていただけました。特に事前に行う建物調査診断の重要性や、施工業者次第で修繕の内容や費用に差があることなど、とても勉強になりました。素人集団である管理組合には専門家のサポートが不可欠。後で悔やまないよう、準備と対策を徹底し、無理・無駄のない大規模修繕を実現したいと思います。
私たちのマンションでは、2度目の大規模修繕を控えています。前回は大規模修繕のときは管理会社任せの部分が多く、施工業者も系列会社の一択で実施したのですが、今にして思えば必要のない修繕工事に余計な費用をかけてしまった気がしてなりません。次の大規模修繕では設計事務所など信頼できる第三者に協力していただいたうえで、みんなが気持ちよく暮らしていける、費用対効果の高い大規模修繕を行いたいと考えています。
将来の大規模修繕について委員会での考えがまとまらず、修繕委員全員でセミナーに参加したのですが、大規模修繕を軽く考えすぎていたと反省させられました。施工会社の選定基準もわからないし、施工内容や見積もりの是非なんて、素人知識で対応できるものではありません。今後はセミナーでいただいた『大規模修繕マニュアル』を組合の共有情報にして、組合員みんなが満足のいく大規模修繕を考えていきたいと思います。
数年前、私の友人が住むマンションで大規模修繕を行ったのですが、ずさんな工事のせいで大問題になりました。マンションという資産を末永く機能させていくには、大規模修繕の失敗は許されません。セミナーでは、大規模修繕を成功させるための体制づくりから細かなポイントまで、実戦的なノウハウを学ぶことができました。信頼できる一級建築士事務所をパートナーにしたおかげで、私たちの大規模修繕は順調に進捗しています。